中島央（なかじま・ひろし） 東京都生まれ。 2003年、サンフランシスコ州立大学 映画学科卒業。過去にアメリカ・ハリウッドにて、劇場長編映画2本、短編を 2本発表。 全ての作品はアメリカ人のスタッフ・キャストで 製作された英語作品である。 今まで国際映画祭で受賞・ノミネートした総計は22にも上る。 (ヒューストン国際映画祭、メキシコ国際映画祭等で受賞)過去に発表したハリウッドで撮影された映画作品『Lily』、『シークレット・ チルドレン』(FOX/NTTぷらら製作)は全米、ヨーロッパの映画祭で 幅広く上映され、両作品とも日本全国で劇場公開、 現在はDVD化・配信され、全国に流通している。 また、全ての監督作品の脚本も自身で執筆しており、オリジナル脚本の映画を日本・アメリカの両国で制作している。 近年は監督・脚本作品の制作が集中しており、2023年冬に最新作となる 『TOKYO, I LOVE YOU』が日本全国に渡る40館を超える劇場でロードショー公開された。 本作は自身の生まれ故郷である“東京”への熱い想いを綴った作品であり、 現代の東京で暮らす様々な人々の生き様をドラマチックに描く感動的な人間賛歌となっている。 そして、現在は、最新作となるコロナ禍の東京を舞台としたフィルムノワール作品『Killer In The Home』を完成。 そして、次回劇場公開作品となる、現代社会に生きる透明人間の苦悩と冒険を描くSF映画『MISS INVISIBLE』の作品制作に着手している。

監督からのメッセージ

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こんにちは！フィルムメイキングの過程の中で、最も僕が好きなパートは現場で俳優と一緒にシーンを作り上げていく過程です。
なぜなら、私が一人部屋で、書いたセリフや物語に文字通り、生命を吹き込んでくれるのが俳優だからです。
だから、いつも現場で俳優の演技をモニターを通して見る時、私の映画で演技をしてくれる俳優達に対して、畏敬の念すら感じてしまいます。

多くの観客の皆様にとって映画とは、映画館や配信で見る作品こそが完成作品ですが、私自身の作品に限って言えば、現場で俳優の演技を見た瞬間に、既に映画が完成したような錯覚をいつも覚えています。
そう、まさしく、映画とは、俳優が演技をした瞬間に始まり、その時に完成される物なのです。
言わば、俳優の存在こそが映画そのものの生命全てあると言っても過言ではないでしょう。

私の中でこのような強い理念があるからこそ、ワークショップ当日に、皆さんにお会いできるのを今からとても楽しみにしています！
私達にしか作れない、皆さんの演技によって作られる、特別な"映画"が目の前で完成するのが、今から待ちきれません！

みんなで思いきり楽しめる、そして、実際の撮影現場においても実践的で役に立つための最高のワークショップにしましょう！